【むしろ無理】タトゥー入浴がOKに。元温泉アルバイターが物申す。




 

どうも、筆者です!

 

どうやら、とある温泉施設で、タトゥーの入った人の入浴が許可されることになったそうです。

 

この、オリンピックにもむけた多様性の認可は、ネットでも賛否両論。

 

日本のタブーをおかすような今回の改変。

 

元温泉アルバイターが、現在の温泉サービスの実情と、その裏側にせまる。

 




 

タトゥーOKの温泉施設?

タトゥー入浴OK、減った家族連れ 着地点探す温泉施設

 

外国人はこんなにタトゥー(入れ墨)が好きなの? 今夏のサッカーワールドカップ(W杯)を見て、そう思った。「
そこで気になったのが温泉施設の対応。大半が「タトゥー禁止」を掲げる。
2020年東京五輪で「まごころのおもてなし」を掲げる以上、むげに断れないのでは?
そう思い、外国人旅行者が多い富士北麓(ほくろく)と南麓(なんろく)の温泉で尋ねた。

「タトゥーのお客様は入浴できません」
海外ツアー客を乗せた大手旅行会社のバスは、添乗員が到着前に車内で呼びかける。
タトゥーを入れている人は周辺を散歩したり、お土産を買ったりして時間をつぶすという。

玄関に高さ2メートルの看板を立て、タトゥーのある客の入浴禁止を呼びかける。
「ファッションのワンポイントもダメ」と徹底している。

運営する山中湖観光振興公社の高村倉司取締役(69)は
「タトゥー愛好者は増えているけれど、日本人の拒否感は根強い。日本人旅行者に愛される温泉経営が基本です」と話す。                           朝日新聞社

 

やはり、温泉ツアーで外国人がオ温泉に入れずお土産を物色するというのはいささか面白い気もするが、これが日本の現状である。

 

おそらく、外国から来た方は、「なんでダメなんだ?」と不思議に思うことでしょう。

 

しかし、この文化は、タイの寺院で露出度の高い服をあまり来てはいけないという文化と同じほどに、外国人に受け入れられている。(おそらく批判のこれがあるだろうが。)

 

ファッションとしてのワンポイントでさえダメという徹底ぶり。

 

しかし、オリンピックに向けて、タトゥー文化も受容していかなければならないのだろうか

 

 

そもそもなんでタトゥーが入っている人の入浴はダメなの?

 

タトゥーが嫌われるようになった理由は江戸時代までさかのぼります

 

もともと、入れ墨というのは演劇の役者に掘られたりなどして、一般的に受け入れられているポピュラーなものでした。

しかし、1720年、江戸時代には、罪を犯した罪人の額や腕に入れ墨を入れる「黥刑(げいけい)」という制度が導入されたことにより、大衆が入れ墨にマイナスなイメージを持つようになります

このように、江戸幕府は入れ墨自体に何度か規制を加えますが、入れ墨を入れる文化というのは19世紀後半まで廃れることはありませんでした。

 

時代がかわり明治時代。

鎖国を説いた後、様々な国から外国人が訪れます。

 

そして、訪れた外国人たちは、前身に入れ墨を入れ闊歩する日本人をみて

こいつは日本特有の風俗文化なんだなwww ジャパンって面白い。旅行記に書いて広めちゃお。

となったわけです。

 

そんな旅行記を綴る外国人を見た明治政府は、このことを問題視し、全面的に入れ墨の規制を強めます。

そうすることによって、大衆の入れ墨文化はだんだんと無くなっていきます。

 

しかし、そうもいかなかったのが暴力団

 

暴力団では忠誠を示す証として、身体に入れ墨を入れる文化があります。

いくら明治政府が規制しようとも、入れ墨を入れるという忠誠を示す文化がなくなることはなかったのです。

 

時代は流れても、その文化は変わりません。

 

いつしか、入れ墨という特殊なものを身体に入れている=暴力団 というイメージが日本人の中に定着するのでした。

 

元・温泉アルバイターがタトゥー入浴の現状を話そう

 

いくら暴力団が入れ墨を入れていると言っても、時代は平成。

 

今ではファッションタトゥーとして若者の間に流行しているくらいだ。

 

「日本人のイメージも変わっているだろう・・・」

 

と思うだろうがそうではない。

 

実際に渡しは二年間地元の温泉施設でアルバイターをしていた。

 

ある時、物腰の柔らかい青年が入浴するため、私の勤める温泉施設へ訪れていた。

いかにも好青年という感じで、ハキハキとしゃべる良いお客様だった。

 

彼が温泉に入ってからものの数分後、別のお客様からクレームがきた。

 

なあ、暴力団みたいな人が温泉入ってるぞ。怖いから早く出るよう言ってくれ。

 

今日のお客様に、そのように見える人はいなかったはずだが、と思っていながらも、お客様が教えてくれたところへ行ってみると、先程の好青年がいた。

 

そして、私が見つけたのは肩に入った「タトゥー」(しかもワンポイントで小さい)

 

こんな好青年でも、暴力団と認識されてしまうのだと驚いた。

 

やはり、日本の文化では、まだまだ「入れ墨=暴力団」というイメージが渦巻いているのだ。

特に多いのは40代~60代。

 

タトゥーをみるだけで、怖くて温泉から出てきてしまうという人がいるほどだ。

 

 

 

さて、もし温泉施設に大量の入れ墨がはいった外国人がぞろぞろと入ってきたら、どうだろう。

 

おそらく、本当に腰を抜かしてしまうような人も出てくるのではないだろうか。

 

タトゥー問題は日本人にとって、とても根深い問題なのである。

 

多様性のため、タトゥーの入った外国人を温泉に招き入れるのも良いだろう。

 

しかし、その度に怖がる日本人が続出しているようでは、温泉という安全の場所が違ったイメージを持ってくるような気がして、少し怖い。

 

タトゥー入浴OK。もう少し検討する余地もありそうだ。

 




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